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農林水産分野の知的財産の実例【加工食品・機能性食品分野】


【特許】

【特許番号】特許第4390743号
【発明の名称】味噌風調味食品の製造方法
【特許権者】学校法人東京農業大学
【発明の概要】
生米と大豆とを食塩および酵素製剤の存在下で熟成させる味噌風調味食品の製造方法。


● 日本の伝統的な発酵食品の一つである味噌の製造に必要な「麹」を使うことなく、簡単に味噌風調味料を製造できる方法の開発に成功しました。よい「麹」をつくるにはノウハウを必要とします。しかし、この技術によって「麹」をつくるノウハウなしに味噌風調味料を製造できます。



【特許】

【特許番号】特許第4630161号
【発明の名称】整腸作用を有する乳清タンパク食品
【特許権者】アサマ化成株式会社
【発明の概要】
乳清タンパク(抗体を0.5質量%以上含む)と、難消化性オリゴ糖(乳清タンパク100質量部に対して5~1000質量部)と、水溶性食物繊維(乳清タンパク100質量部に対して5~1000質量部)とからなる整腸作用を有する乳清タンパク食品。


● アサマ化成株式会社は、天然素材由来の食品添加物や機能性食品素材の開発に定評があります。そして、安全性の高い乳清タンパクの優れた機能に着目した機能性食品素材の開発にも成功しました。また、これを使った健康食品「母乳のチカラ」が販売されています。



【意匠】
【登録番号】意匠登録第1224266号
【意匠に係る物品】くし付きいか
【意匠権者】よっちゃん食品工業株式会社
【意匠に係る物品の説明】
「くし付きいか」は、「いか」を整形・加工したものであり、食する者が食べやすいように、「くし」を刺した状態で取り引きされる。

● 食品分野での意匠登録件数は、まだまだ少ないのですが、このような食品の意匠も登録することができるのです。


【意匠】
【登録番号】意匠登録第1390534号
【意匠に係る物品】豆腐
【意匠権者】串田賢一、駒崎徹、萩原幸人
【意匠に係る物品の説明】
本物品は、上部に調味液を流し込み、貯留することのできる半球状のくぼみ及び本体側面に調味液の液垂れを抑制するための段差を有する豆腐である。

● 上部のくぼみに調味液を流し込むことができ、液垂れを防止できる機能をもった豆腐のデザインです。アイデアのつまったデザインですね。


【商標】
【登録番号】商標登録第5111643号
【商標】紀州五代梅の心
【権利者】株式会社東農園
【登録商標が使用できる商品】梅干し

● イタリアセリエAのインテル・長友選手が豊富な運動量を維持する秘訣として紹介した梅干です。「紀州五代梅の心」16粒入りは5,250円ですが、1粒3,150円の「五福」という梅干も販売しているそうです。もしかしたら、日本一高い梅干かも・・・。

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